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HHKB練習 20日目続:DIPスイッチを戻して書いてみる

前の記事で、DIPスイッチ5で左Altと左◇を入れ替えず、左Alt=左Fnを小指の付け根で押すスタイルが定着しつつある、と書いた。

しかし、実際に文字列操作を伴うデータ操作全般を考えるなら、左AltはAlt、左◇をFnとするほうが汎用性が高いのでは、と考えた。

つまり、DIPスイッチ5をOFFにする、ということだ。この記事は、その設定の状態で執筆している。

試しに文字列操作をしてみよう。


あああああここをコピペあああ

ああああああああここをコピペ

ペあああいここをコピペあああいうえr

これはテストですこれはテストですこれはテストですこれはテストですこれはテストです

ですこれはテスト


やってみてわかったことがある。

左親指でFnを押すと、普段のカーソル操作1つ1つがおっくうになる。

わざわざ左親指をクイッと曲げるのが面倒くさい。ひたすら面倒くさい。

そのせいで、なんとなくのカーソル移動でさえ頭を使わなければならない。

すると、操作が常にワンテンポ遅れる。それに、左小指付け根でFnを押していたときは無意識レベルで使えていたHome/Endが、思うように使えなくなってしまった。

これはさすがに看過できない・・・

やっぱり、自分には左手の小指付け根でFnを押すほうがあっているみたいだ。

ーーーー

というわけで、サイドDIPスイッチを「左Alt=Fn」に戻してみた。

うん、やっぱりこっちのほうが楽だ。無意識にカーソル移動ができる。

文字列選択より、カーソル移動のほうがやる回数が多いから、より楽に感じることが多くなる方を選ぶとやっぱりこっちなんだなあ。

MS Officeでの資料作成その他、Alt系ショートカットキーを使うときもこっちのほうが都合がいいし、ことさら文字列操作(コピペ)を理由にDIPスイッチを変えることもないかな。

HHKB練習 20日目:まだDIPスイッチ5で悩んでいる

昨日、左小指の付け根でFnを押すスタイルで行くことに決めた。

理由は

  • 文字入力時の左右カーソル移動が楽
  • 左親指を内巻きに移動しなくてよく、左手が筋肉痛になりづらい

という理由からだ。

たしかに文字を打つときはきわめて快適だえ、難なく無理なくタイピングが進む。

しかし、ひとたび文字列操作(=Shift+矢印、Ctrl系)が混ざると一気に違和感が増してしまう。

仕事で資料を書くとき、文字列操作、特に文字のコピペが多くなるので、かなり気になってしまう。

理由は、右手はFnで矢印、左手はShiftやCtrlなど装飾キーを司る、という役割分担になっているからだ。

文字列選択の際は右手でShiftを押す、という方法もある。が、

  • 普段の矢印の移動は右手薬指と小指
  • 文字列選択のときの矢印移動は中指と薬指

と、指の分担が変わってしまうのが玉にキズ。

右手の指の分担を変えない前提では、どうしても左手でFnとShiftを押す必要が出てくる。

これを克服するには、

  • 左◇をFnにして左親指でおさえる当初のキーマップに戻す
  • 文字列選択は左Fn、その他資料作成まわりのカーソルキーは右Fn、と使い分ける

にするのが良いのだろうか。

「文字列編集」と「資料編集」で手のモードを分ける形だ。

そう考えれば、整理学としては気持ちがいい。

しかし、すでの左小指付け根でFnを押せないと「なんでここにFnがないんだよ」と感じるようになりつつある。

文章を書くときの快適さを取るか、文字列編集全般を含めた快適さを取るか。

大変に悩ましい。

HHKB練習 19日目:本当に左小指付け根でFnを押すべきなのか

  • HHKBでFnキーを左◇と入れ替えるべきか問題
    • DIPスイッチでFnキーを左◇で押すようにしてみたら、左腕の筋肉が疲れてしまう。親指を手の中にしまう動きが原因
    • 代替案として、右のFnキーを使うことで「カーソル移動は右手」とする案がある
    • 文字入力時は左Fnのほうが調子が良いが、ExcelなどでCtrl・Alt・Shiftの混在するショートカットキーを押すときは、右Fnを使う(左◇をAltにする)ほうが調子が良い
    • 左Altと左◇を入れ替えない(=◇がFn)
      • 矢印系や右手でやることになる
        • Excelまわりは特に問題なし
        • 文字入力時のカーソル移動で右手をクネッとする必要があり、ちょっと不便
      • Altまわりの操作性がアップする
        • Alt-TabやAltを使ったボタン押下など、無意識に使える
    • 左Altと左◇を入れ替える(=左AltがFn)
      • メリット:文字列操作時の矢印系は小指付け根でFnを押してあげる
        • カーソル移動がひたすら楽。
      • デメリット:Shift、Ctrlとカーソルキーの組み合わせが鬼門
        • ただ文字列選択やCtrl+矢印系のショートカットキーがキモくなる。
        • 具体的には、Fnを付け根で押すと左手でShiftが押せなく、右Shiftを使うことになる。
        • カーソル移動と文字列選択が入り交じるシーンでは、右手と左手のポジションを都度都度入れ替えながら操作になって忙しい。左右の手の役割が一連の操作で変わるのは避けたい
        • (とはいえ右手だけでカーソルキーを使うために手を動かすのはそこまで苦でもない)
      • デメリットをカバーするための対策
        • 「カーソル移動」と「文字列選択・操作」で自分のなかでモード分けする
          • カーソル移動は左Fnを左小指付け根で押す
          • 文字列選択・操作時のカーソルキーは、右側Fnを使う
            • 一連の文字列操作を終えるまでは右Fnを使う
    • 結局、Alt系ショートカットキーと矢印移動@文字入力、どちらを多用するのか?になる
      • 仕事ではAlt系が多い。ExcelとかPowerpointとか
      • プライベートでは文字入力がほとんど。ブログとか。
    • 尊師スタイル時は左小指付け根でFnがいい感じだが、デスクトップでは左◇Fnのほうが使いやすい
      • シチュエーションでDIPスイッチを切り替えるのはない
      • どちらかにアジャストする必要がある
      • とりあえず左小指付け根でFnでしばらくやってみる

HHKB練習 18日目:左小指の付け根でFnキーを押すと捗る

左手内側の筋肉がピリピリする。

原因はHHKBだ。左◇にFnキーを割り当て、左親指を巻き込むようにして使っていたらこうなった。

カーソル移動のたびに左Fnキーを使うものだから、軽く左腕がマラソンしている状況になり、疲れがたまったようだ。

そこで、DIPスイッチのSW5を切り替えて、

  • 左Alt:Fn
  • 左◇:Alt

と動作するにしてみた。

この場合、左Altキーを小指の付け根で押すことができ、カーソルキーの操作性がアップする。

実際、文字を打っているときのカーソル移動におけるキャレットの左右操作(に必要なFnキーの押下)が非常に楽になった。

  • Before:手を浮かせて左親指を巻き込む
  • After:手をデスクに置いたまま、左手を少しだけ前に出して小指の付け根で押す

一方、小指の付け根でFnキーを押すデメリットもある。

具体的には

  • Fn+Shift/Ctrlなど、左手で複数の装飾キーを押しづらくなる(小指をぐいっと丸めればできるが、そんな動きやりづらい)
  • 上記影響を受け、カーソルキーと装飾キーを組み合わせるショートカットは右Fnを使わざるをえない
  • すると、文字入力中の文字列選択・コピペにおいて、同じカーソルキーの操作で2種類の運指を使い分けなければならない

だ。

同じカーソル操作に複数の運指が割り当てられ、コンテキストに応じて切り替える。

これはなかなか難儀な話で、文字列の高速操作の妨げになってしまう。

1つの操作に1つの運指。これまでずっとキーボードはそういう前提で使ってきたので、この変化は結構大きなパラダイムシフトである。

とはいえ、左手の筋肉痛には代えられないので、しばらくこれでやってみようと思う。

なるべく早くHHKBに慣れるために可能な限りDIPスイッチの設定は変えたくなかったけど、こればかりはしょうがないか。

・・・

あと、この設定にするとWinキーを右手小指の付け根で押すことになるが、これも慣れれば便利なのだろうか。

Winキーまわりで常用しているショートカットキーは

  • エクスプローラを開く(Win-E)
  • デスクトップを表示(Win-D)
  • 画面をロック(Win-L)
  • 拡張ディスプレイ設定を表示(Win-P)

くらい。

これも使ってみてのお楽しみですかね。

HHKB練習 15日目:Excelショートカットキーが鬼門

早いもので、HHKBを使いはじめてもう2週間。

ほぼ毎日触っており、4日目くらいからは仕事場でも使いはじめ、HHKBに触れる時間は増えるばかりです。

また変な話ですが、メルカリでHHKBの出品を見ては「お、これ安い」「でもぼくが買ったやつのほうが状態がいいな」ということを繰り返しており、文字打ち以外でもHHKBのことで頭がいっぱいです。

で、肝心の配列慣れについては、

  • 単純な文字打ち(メモ帳とか)なら、矢印キーを使いこなせるようになった
  • とはいえHome/End/PgUP/PgDnはまだ手元を見ながら
  • ExcelやPPTの複雑なショートカットキー、特に矢印やF1~12の絡むものはまだたどたどしい

という状態。

趣味でブログを書くなら難しいことはなにもなくなったんですが、仕事でPowerpointExcelを手繰るのはちょっとまだ慣れません。

理由は、

  • もともとそれらのショートカットキーを常用しており、手が覚えている
  • が、Fnキーとの組み合わせが必要になったことで、手の動きがガラッと変わった
  • そのためこれまでの経験がゼロリセットされ、キー刻印を確認しながら練習している状態
  • 手の動きがリセットされたことで、Fnキーと関連しないショートカットキーも都度確認しながらになった

のため。

特に迷いがちなのが矢印まわりが多発するExcel。たとえば

  • プルダウンからの値選択(Alt-↓、上下矢印)
  • 行選択、コピー、移動、コピーした行の挿入(Shift-Space、Ctrl-C、矢印、Shift-Space、Ctrl-Shift-v)
  • Alt系のメニュー選択(Alt-n-vでピボットテーブル作成、など)
  • Endモードを使った値あり行の一括範囲選択(Shift-Space、Ctrl-Shift-矢印)

など、一連の操作にFnキーの有無が微妙に絡んでくるもの。

いつFnキーが必要でいつ不要か、めちゃくちゃ複雑で、1ステップずつ確認しながらおさないといけない。

これまでノールックで手が動いていたのと比べると操作スピードは雲泥の差……。

練習期間中なので仕方ないのだけど、左手だけでFn(DIPで◇をFnに変えている)、Alt、Ctrl、Shiftの組み合わせを高速で切り替えるのにはそもそも無理がありそうな気もしており。

とすると、Excelでセル移動・選択するときは右下Fnキーを使うようにする=矢印移動は右手、装飾キーは左手と役割分担を明確にすれば、若干使いやすくなるのかもしれない。

次、試してみよう。

HHKB練習 1週間たって(静音化とか前のキーボードとの比較とか)

やっぱりHHKBの静音化は必須ですよね。

カチャカチャ音が鳴っていると周りの人に迷惑ですし。

堂々と好きなキーボードを使えないのはストレスですし。

最小限の動きでタイピングできるのは楽ではあるので、キーストロークは小さいほうが良いのではないかと思います。

HHKBはどちらかというと、1つ1つのキーをしっかり打ち込んであげるイメージでタイプする感覚ですが、Thinkpadトラックポイントキーボードは指を滑らせながら単語単位で打ち込んでいくイメージなので、あまり思考を邪魔せずそのまま文字が出て来るんですよね。

指が楽なのはHHKBなんですが、スルスルッと言葉を書き連ねられるのはThinkpadトラックポイントキーボードなのかなあと思います。

もちろん、まだHHKBに慣れていないだけなのかもしれませんけどね。使い始めて1週間ですし。

あと、タイピングソフトでの実験結果に寄ると、ThinkpadトラックポイントキーボードよりHHKBのほうがスピードもミスタッチ率も小さいって結果が出てるんです。

なので、体感の使いやすさと、ミスタッチ率を考慮した実際の入力スピードには差があるということなのかもしれません。

しかしThinkpadトラックポイントキーボードもいいキーボードなんですけどねえ・・・・

(ここから下はThinkpadトラックポイントキーボードで書いています)

さて、指の移動が最低限で済むというThinkpadトラックポイントキーボードに切り替えてみたわけですが、最初に感じるのは、キーボードが広いなあということ。

特に伸ばし棒やBackspaceに小指が届かず右手を動かして苦し指を伸ばさなければならない点は気になります。

あと、HHKBの深めのストロークに慣れていると、1mm前後の浅いストロークだと底を指で押しているような感覚になるため、指先に力が入りやすい感じがします。

加えて運指の点で言うと、指を横滑りさせて移動するなか、何度もホームポジションを見失うことがあります。特に伸ばし棒やBackspaceで移動が多い右手。ちゃんと戻ればいいのですが、指先の感覚だけで戻りにくく、毎回探り探りで戻る感じになり、横着して戻らないとミスタッチになり、なんか中途半端な感じです。

HHKBだとキーストロークが深いぶん指先でキーの位置を把握しやすく、ホームポジションに戻るにしても、なんとなく感触で戻れるんですよね。それが結構、文字の入力ペースの違いに現れるかんじがします。

(ここからHHKBに戻ります)

キーが軽い・・・右手があまり動かない・・・ミスタッチが減っている感じがする・・・

たしかにストロークが深くて指の移動自体は不便に感じますが、そのぶんミスタッチが圧倒的に減っているので、ミスタッチも考慮した文字入力スピードはHHKBのほうが早い気がしてきました。

運指の面は慣れることを前提に、HHKB一本に絞ったほうがいいのかもしれません。

あとは・・・

音ですかね。カチャカチャ音が割りと日引くので、これをどうにかしたい。

底打ち感は柔らかくなっても別に大丈夫。ストロークはもともと浅いのに慣れているので別に浅くて良いのかもしれない。

とりあえずAmazonでオーダーした静音グッズを取り付ける日を心待ちにしておこう。

なんか、HHKBを使っているとThinkpadトラックポイントキーボードが恋しくなるけど、実際戻ってみるとHHKBのよさが際立って感じて結局戻る、ってことを、これからも何回か繰り返すのかなあと。

HHKB一本化への道半ばで迷っちゃってるってことなんですかね。

HHKB練習 7日目

そろそろHHKBに体が慣れ始めてきた。

これまで使っていた平たいキーボードを使うと、違和感が出るようになってきた。

というのも、ここ数日でHHKB向けにいろいろ道具を揃え、仕事先でも使えるようにしたからだ。

(本練習日記の更新が数日途絶えていたのは、日記を書くことでHHKBに振れる時間を増やす必要がなくなったからだ)

www.naenote.net

とはいえ、慣れてきたのはバックスペースや矢印操作くらいで、Home/End/PgUp/PgDnなどの変則的な操作キー、およびFnを交えたショートカットキーの操作はまだまだ。

ミスタッチも多く、今さっきなんて間違えてDelキーを発動してしまい、大事なメールをゴミ箱に突っ込んでしまった。

一方、今この記事は以前使っていたThinkpadのキーボードで書いている。

キーの1つ1つが若干重いな・・・と感じるものの、ことカーソル移動まわりショートカットキーのミスタッチが圧倒的に少ない。

もう少しHHKBに指が慣れればショートカットキーも難なくこなせるのだろうか。

しかし、そこに1つ問題がある。HHKB側のキー割り当てが固まっていないのだ。

具体的には、左◇とAltキーを入れ替えるべきかが決まっていない。

Alt系のショートカットキーを多用するのだが、

  • 入れ替える→わざわざ左手をホームポジションから動かさなければならない。小指の付け根でAltキーを押す小技も、「Alt+左手側のキー」が圧倒的に押しづらくなる。Alt+Ctrl系も然り
  • 入れ替えない→Fnと組み合わせたカーソル移動まわりが一気に使いづらくなる。右下Fnキーを使うことで「移動は右手で」はできるものの、それだと上下左右キーがセパレートしたキーボードと何ら変わらなくなってしまう

という状況で、いずれにせよホームポジションに手を固定したまますべての操作を行うことが難しく、非常に悩んでいる。

キャレット移動系をEmacsキーバインドに割り当てればいい説もある。だがそうすると、ほとんどのショートカットキーをEmacsキーバインド化しなければ不整合が起きてしまう。

つまり、スタックしているのだ。

このままHHKBを使い続けるべきか。

とはいえモノとしては好きなので、使いたい気持ちではある。

もう少しHHKBと戯れることで光明が見えるのだろうか。