カゴメ野菜生活100スムージー豆乳バナナMixは、飲んだ瞬間真顔になる
わが家では豆乳をよく飲みます。無調整豆乳はもちろん、調整豆乳や麦芽コーヒーといった定番から、紅茶味やバナナ味まで。
そのため、新しい味を見つけたら飲んでみたくなってしまうんですよね。
先日、目に飛び込んできたのがカゴメ野菜生活100スムージー豆乳バナナMixでした。
飲んでみたのでレビューします。
ひとことで言うと「こんな時どういう顔をすればいいのか分からないの」です。
野菜生活100スムージー豆乳バナナMixとは?
野菜生活100スムージー豆乳バナナMixは、カゴメの販売する豆乳系飲料です。
野菜をふんだんに使った健康系飲料の代表格である野菜生活100。イソフラボンや植物性タンパク質で健康によいとされている豆乳。すぐにエネルギーに変わり、食物繊維も多く含まれるバナナ。
それらをMixしてスムージーにした、まさに全部入りと呼ぶにふさわしい飲み物です。
カゴメ公式の商品情報サイトはこちら。
参考 カゴメ 野菜生活100 Smoothie 豆乳バナナMix|商品情報(ラインナップ・原材料・栄養成分)
カロリーと原材料
野菜生活100スムージー豆乳バナナMixのカロリーは130キロカロリー。
分量が330mlあり豆乳系飲料にしてはおおぶりのせいか、カロリーも若干高めになっています。
原材料は幅広く、
野菜(にんじん、キャベツ、なす、アスパラガス、セロリ、はくさい、だいこん、ケール、レタス、クレソン、ほうれん草、パセリ、ビート、かぼちゃ) 果実(りんご、バナナ、レモン) 食物繊維、大豆粉末、豆乳 香料、乳化剤、ビタミンC、pH調整剤
野菜スムージーの名に恥じないラインナップとなっております。
ふれこみはまさに「健康飲料」
そして商品パッケージでは
「1/2日分の野菜(175g分使用)」
「しっかり食物繊維」
と健康志向をアピールしています。
名実ともに抜け目の少ない布陣の健康飲料と呼んでいいでしょう。
野菜生活100スムージー豆乳バナナMixのレビュー
そんな野菜生活100スムージー豆乳バナナMixを実際に飲んでみました。
一口飲んだ、つぎの瞬間。
いや、まずくはないんですよ。むしろおいしい部類に入ります。
しかしあまりに味が複雑すぎて、正直どう味わっていいかがわかりません。
なにが起こるか、順を追って説明してみます。
飲んだ瞬間、口に広がるバナナ味
フタをあけてみると香りは甘く、まさにバナナそのもの。
一口飲んでみるとバナナの味と香りが口の中に広がります。しかし舌触りはもったりしていて豆乳に近い。
この時点では [st-kaiwa1]あ、バナナ系の飲み物なのね[/st-kaiwa1] という印象なのですが・・・
飲み込んでふーっと一息。すると出ててくる、野菜生活100
いざ飲み込んで一息つくと、いきなり野菜生活100が顔を出してくるんですよ。
さっきはバナナ味を飲み込んだはずなのに、鼻を通る吐息のかおりは野菜生活100そのもの。
嗅覚は味の感じ方を左右します。そのため [st-kaiwa1]えっ、えっ?[/st-kaiwa1] という感じに。
口に残る粉っぽさとあと引く香りは豆乳そのもの
混乱はさらに続きます。
吐息にかおる野菜生活100がようやく落ちついたと思ったら、次に自己主張をはじめるのが豆乳です。
口に残る独特の粉っぽさ。遅れて出てくるあのかおり。豆乳を飲んだ直後とまさに同じです。 [st-kaiwa1]一体ぼくはなにを飲んでいたというのだ?[/st-kaiwa1]
野菜生活100とバナナと豆乳が感覚のうばいあいを始める
このように、「飲む」というひとつの動作において
- 味覚:バナナ→豆乳
- 嗅覚:バナナ→野菜生活100→豆乳
- 触覚(舌):豆乳
というめくるめく世界を見せつけてくるのが、野菜生活100スムージー豆乳バナナMixという飲み物です。
アクの濃い3人が飛び出し自分を取り囲んで
「オレを見ろ!」
「ワタシを見て!」
「こっちだってば!」
アッピール合戦をしてくる。そんな感覚に見舞われます。
まんなかにいるのがあまりに不安定で気持ち悪いので、どれかの味を楽しもうとするじゃないですか。
すると他の味が「オイ待てよ!」と出ばってきて、結局まんなかに引き戻される。
ちなみに妻にも試飲してもらいったのですが、
飲んでてなんか不安になる
だそうです。
まとめ:野菜生活100スムージー豆乳バナナMixは上級者向け
というわけで、野菜生活100スムージー豆乳バナナMixのレビューでした。
味のベースは「おいしい」なので、おそらく味わい方の技術を学べば、不安になることなく楽しめると思います。
ただ、「この飲み物はこんな味!」というシンプルさをお好みの方には少しハードルが高いかもしれません。
そういう意味では上級者向けの健康飲料だと思います。
もう一本買うかと言われたら・・・味わい方を学ぶべく、再チャレンジ目的で買ってみると思います。
あなたもぜひ一度試してみてはいかがでしょうか。