LINE@で「リッチメッセージのタップで固定ワードを発話」機能を実現したかった
趣味でLINE@をいじっている。(月額5400円のプラン)
LINE@では、リッチメニューなら各メニューにキーワードをひもづけることで「タップしたらキーワードを発話」させることができる。
しかしリッチメッセージの場合、管理画面で設定できるのがクーポンとURLだけである。
これらを使って、なんとかリッチメニューと同じ「タップしたらキーワードを発話」を実現したく、方法を考えてみた。
URLスキームを使う
結論を先にいうと、URLスキームを使うと疑似的にキーワード発話が可能だ。
https://line.me/R/msg/text/?[XXX]
[XXX]の部分にUTF-8でURLエンコードしたキーワードを入れる。
「あいうえお」を発話させるなら
https://line.me/R/msg/text/?%E3%81%82%E3%81%84%E3%81%86%E3%81%88%E3%81%8A
という具合である。
URLエンコードはこちらのページでできる。
URLスキームを使う制約
ただしURLスキームで発話させようとすると
- 発話先を選ぶ
- 送信ボタンを押す
の2手間が必要だ。
それもそのはず、URLスキームは発話内容を事前に指定してLINEを起動する機能しかもっていない。
理由はタップするだけで指定したアカウントに指定したメッセージを自動送信させることができてしまうことを防ぐためだ。
URLはどこでも貼れる。悪用しない人間がいるはずがない。
まどろっこしいかもしれないが、仕組み上、この制約はあってしかるべきなのだ。
クーポンは使えない
なおクーポンを呼び出す機能もあるにはあるが、こちらは自動発話には使えない。
クーポンを見る別画面に遷移してしまうからだ。
URLだけでどうにかするしかない。
まとめ
LINE@は安価にLINEプラットフォームが使えて便利だ。
しかし少しこだわったことをしようとすると一気に難しくなる。
とはいえ、自由度の高い「公式アカウント」は月額250万円くらいするし、裏側の開発が必要なので正直手が出ない。
個人はおとなしく、LINE@でできる範囲のことをやるしかなさそうだ。