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デキる部下に指示・指導をしてはならない

部下を持つ立場になると考えるのがいかに部下を育てるかということ。

しかし気をつけたいことがある。デキる部下には指導をしてはいけないという点だ。

その理由を書いていく。

デキる部下は自走する

デキる部下は自分で考えてものごとを進められる。

そのため逐一指示・指導が入ると「知ってるわ」と思うのだ。

それでやる気をなくしてしまうのは損である。

だから、デキる部下には指示・指導をしてはいけない。

デキる部下はゴールを見ている

デキる部下はゴールを見て走っている。

ゴールが見えているからこそ、どう動けばよいかがわかる。

だから動き方についていろいろ言われるのを嫌がる。

自由にやらせておけばそのうちゴールに辿り着くのだ。

だから、デキる部下には指示・指導をしてはいけない。

デキる部下は軌道修正ができる

デキる部下はゴールに向かうなかで軌道修正をすることもできる。

ゴールと現在位置を比較し、正しい方向に進んでいるかをチェックしているのだ。

だから方っておいてもいつのまにか軌道修正して正しい道を走っていく。

そこで変に「こっちが正しい」と口を挟むのは野暮である。

デキる部下は自分でアドバイスを求めにくる

そんなデキる部下は、アドバイスがほしい状態になったら自分から助言を求めにくる。

自分が迷っているのか、想定どおりの道を進んでいるのか、自分でチェックしわかっているからだ。

道を外してしまったときだけでなく、外しかけたときもきちんと聞いてくる。

むしろ放置しているほうが自制が働いていい動き方ができる。

だから、上司が自らアドバイスをしにかかる必要はない。

デキる部下に対し上司がすべきこと

そんなデキる部下に対して上司ができること、すべきことは3つ。

ゴールを示すこと、リスクを管理すること、時たま状況を聞くことだ。

ゴールがあればデキる部下は自走する。しかしゴールを決めることは難しい。だからゴールを与えるのだ。

またデキる部下は目の前の崖は避けられるが、行き止まりにしかつながらない道をかぎわけることは難しい。リスクの感知は感と経験がいる分野だ。だからそこを上司が助ける。

とはいえ、リスクの検知と管理には現状を知る必要がある。だからちょくちょく進捗を聞くべきだ。ただしマイクロマネジメントのようなマネはご法度だ。

ゴールを示し、リスクを管理し、たまに状況を聞く。

この3つを徹底すれば、デキる部下は勝手に走り、勝手に育っていく。

まとめ

上司としての役目を果たしている感がほしいからと指示・指導をして回るのはだたの自己満足だ。

部下の才覚やスキルの習熟度に応じ、指示・指導のレベル感を調整するのが望ましい。

特にデキる部下に対しては、過度に指示・指導を行うのは逆効果なのだ。

自走でき、自ら育つデキる部下は組織にとって宝のはずだ。のびのびと仕事をさせてあげてほしい。

(約1100文字)