カントリーマアムのバニラ・ココア戦争…どちらが人気なのか?
こんにちは、甘いもの好きなNAEです。
人類最強・吉田沙保里選手がたけのこ派を宣言したことで収束に向かっているとされるきのこたけのこ戦争。
長きにわたるチョコをチョコで洗うような争い。それに終止符が打たれるのはもはや時間の問題となりました。
さて、この過酷な闘争の裏でもうひとつの戦争が起こっていることをみなさまはご存知でしょうか。
それは・・・カントリーマアムのバニラ・ココア戦争です。
そもそもカントリーマアムとは
カントリーマアムとは、不二家が世に送り出したクッキーの大御所。
しっとりした食感がたまらない、クッキー界のロングセラー商品です。
カントリーマアムのカロリー
正直いって、とても美味しい。でも美味しいもはカロリーが高いというのが世の常です。
カントリーマアムも例外ではありません。カントリーマアムの1枚あたりのカロリーは、なんと50キロカロリー以上。
超重量級の反ダイエッター系お菓子の筆頭と言えます。
■カロリー・栄養成分 1枚(標準11.6g)当り 熱量: 56kcal たんぱく質: 0.6g 脂質: 2.8g 炭水化物: 7.1g ナトリウム: 22mg
(出典:不二家 - 16枚カントリーマアム(バニラ)のカロリー・栄養成分情報)
カントリーマアムの種類
カントリーマアムの味はとてもバラエティ豊かです。
季節や地方によらず売っているものだけでも
などなど・・・(ごぼう味ってなんだよ)
また地方限定のご当地カントリーマアムも実に幅広く展開されています。
ちなみに他商品とのタイアップもあります。
ここに全部書ききるのは難しいくらい、カントリーマアムは種類が豊富。
今売っているすべての種類を知りたい方は、Amazonや楽天で「カントリーマアム」と検索してみてください。
カントリーマアムのバニラ・ココア戦争
バラエティ豊かなカントリーマアムの味。
その中で不動の人気を誇るのがバニラ味とココア味です。
バニラ味とココア味はカントリーマアムの代表格
こちらのパッケージ、スーパーやお菓子屋さんでよく見かけませんか?
季節や地方、イベントによる変動のない代表的な20枚入りパッケージです。バニラ味とココア味が10枚ずつ入っています。
カントリーマアムといえばバニラ味とココア味、そしてバニラ味とココア味といえばカントリーマアム。
そう言っても過言ではないほど、バニラ味とココア味はカントリーマアムを代表するものなのです。
熾烈なるバニラ・ココア戦争の真実
双璧あるところに競争あり。きのこたけのこ戦争のみならず、カントリーマアムにおいても同じような2強同士の争いが起きています。
論より証拠。こちらのGoogle検索サジェストをご覧ください。
「カントリーマアム バニラ ココア どっち」
そう、バニラとココア、どちらが人気なのかはカントリーマアム界における最大の争点なのです。
さらにもう2つ、バニラ派とココア派が存在する証拠をお見せしましょう。
「バニラだけ」「バニラ派」というキーワード。これらはバニラ味にくみする人間が検索した結果です。
「ココアだけ」というキーワードが見えます。これはまさしくココア派もまた存在する証拠なのです。
きのこたけのこ戦争はSNSなどでもたびたび話題になるほど派手に争ってきました。
その中できのこの山とたけのこの里が互いに争い憎みあうさまを激写した衝撃の写真の数々や、リアリティあふれるドキュメンタリー作品が数多く輩出されています。
その水面下で、カントリーマアム界ではバニラ派とココア派が熾烈な闘争を繰り返していたのです。
カントリーマアム界ではバニラ派が優勢
そんなカントリーマアムのバニラ・ココア戦争。一体どちらが優勢なのでしょうか。
ネット世界に現実世界、両方の情報を突き合わせてみた結果、どうやらバニラ派が圧倒的に優勢なようです。
ネットの世界はバニラ派がほとんど
ふたたび、Google検索のサジェスト結果を見てみましょう。
「カントリーマアム ココア」に続いて「いらない」というワードが出ていることにお気づきでしょうか。
サジェストに出てきてしまうほど、ココアをいらないと思っているバニラ派が多いのです。
実際の検索結果を見てみましょう。
「存在意義がわからない」「邪魔で困る」「三大いらないお菓子の味の一角」・・・
ひどい言われようですよね。ココア味がいかに劣勢かを思い知ることができます。
ちなみに「カントリーマアム バニラ いらない」で検索しても同じページがヒットするというおまけつき。
敵に殴りかかろうとして逆にボコボコにされているようなものです。
現実世界でも残されるココア味
ココア派が劣勢かは現実世界でも感じることができます。
実際、ココア味残されること多くないですか?バニラ味とココア味の20枚入りパッケージをあけるといつのまにかバニラ味ばかり減ってます。
ぼくのまわりも同じです。実家や家族、仕事場など、どんな場所で誰と一緒にカントリーマアムを食べてもほぼ必ずココア味が残ります。
バニラ味ばかり食べる身近な人にその理由を聞いてみました。
- バニラ味のほうが食感がしっかりしている、
- クッキー生地とチョコチップのコントラストが好き
- ココア味は崩れやすくて食べにくい
- っていうか、なんで袋が赤いの?
生の意見を聞いているとココア味がどれだけ不人気かがよくわかりますね。
メーカーである不二家からも不遇な扱いを受けるココア味
なにより、Amazonや楽天、お店でいくら探してもココア味だけの単品売りパッケージが見つかりません。
大人のココア味やカカオ70という似たものはあるんですが、オリジナルのココア味はバニラ味と抱き合わせでしか売られていないんです。
メーカーである不二家すら「オリジナルのココア味はかわいそうな子」と思っている・・・そんな邪推をせざるをえません。 [st-kaiwa1]ココア味がかわいそうになってきた[/st-kaiwa1]
カントリーマアムの大ファンとして、思うこと
同じカントリーマアムなのに、味の派閥で争っている。
カントリーマアムの大ファンとしては、これは見過ごせません。
ぼくはカントリーマアムの大ファンです
ぼくは何かにつけてカントリーマアムを楽しんでおり、どの味であっても楽しめる、生粋のカントリーマアム好きです。
あのもったりした感じ、そして少しの贅沢感が仕事に疲れた脳みそによく効くんですよね。
もちろんプライベートでもよく買っています。
ずいぶん前の話ですが、2007年に不二家が消費期限切れの材料を使用していたという不祥事を起こし、不二家製のお菓子が全国の店頭から消えたことがありました。
カントリーマアムはもちろん、ホームパイその他、いろいろなものが買えなくなったことを覚えている方もいるかもしれません。
この事件が起きた当時、ぼくがなにより嘆いたのは、カントリーマアムが食べられなくなったこと。
「多少ばかり消費期限切れの材料を使っていてもいい!回収・廃棄予定のカントリーマアムをぼくのところに送ってくれ!」
本気でそう思ったくらい、ファンなのです。
カントリーマアムで争わないで!
だからこそ、カントリーマアムは平和に過ごしてもらいたい。
人類みな兄弟。カントリーマアムみなカントリーマアム。
肌の色や宗教の違いで差別し争うようなことを、カントリーマアムにはしてほしくないのですッ! [st-kaiwa1]ココア味だけ迫害されているのはおかしいッ[/st-kaiwa1]
ここでひとつ、ココア味を応援してみようと思います
ぼくはカントリーマアムはバニラ味もココア味も分けへだてなく好きです。
しかし、まわりがバニラ味ばかりに手を伸ばすためココア味を食べる機会がとても多い。
実はそのぶん、少しだけ愛着が湧いています。
ここでひとつ、かのマーチン・ルーサー・キング・ジュニアが黒人の人権を訴えたように、ココア味へ肩入れをしてみたいと思います。
お相手は、バニラ派のぼくの妻。
カントリーマアムはバニラが一番だよ
さあ、カントリーマアムのココア味の袋を開けてみたときを思い浮かべてください。
ふわっと香るココアの芳醇な香り、すてきじゃないですか。
袋から出してみると、バニラよりしっとりした感触が指先に心地よい。茶色い見た目もよく目を凝らしてみるとキュートです。
口に運ぶと、舌の上でポロポロとほどけて溶けていきます。目を閉じてゆっくり噛むと、口の中に広がる甘みと鼻を抜けていく香り。
ほら、気づいたらまた、あの赤い袋に手が伸びてる。
ね、ココア味がちょっと好きになってきませんか?
カントリーマアムはバニラが一番だよ
・・・なりませんか。そうですか。
ではもっと、地に足ついたメリットで訴えかけてみます。
ココア味を好きになっておけば、バニラ派同士の競争に巻き込まれずにすみます。
「残っているうちに早く食べなきゃ!」「自分のぶんを確保しなきゃ!」
カントリーマアムを見るたびにそんな焦りを感じる人生なんて、もうやめにしませんか?
ココア味を受けいれれば、競合のいないブルーオーシャンで悠々自適なカントリーマアム生活を送れるんです。
ストレスの元がひとつ減り、内なる平和、心の平穏にまた一歩近づける。これはすばらしいことだとは思いませんか?
ね、少しココア味がよく見えてきた気がしますよね。
カントリーマアムはバニラが一番だよ
・・・しませんか。そうですか。
ていうかさ
[st-kaiwa1]うん?[/st-kaiwa1]
ココア味好きなんだよね?
[st-kaiwa1]好きだよ[/st-kaiwa1]
じゃ私バニラ味食べるから、ココア味あげる
[st-kaiwa1](win-winだ…)[/st-kaiwa1]
まとめ:カントリーマアムを楽しみましょう
以上、カントリーマアムのバニラ・ココア戦争を紹介するとともに、ココア味の良さを少しだけ訴えかけてみました。
実を言うとぼくはバニラ味やココア味よりも今はなき紅茶系の味(ダージリン味やアールグレイ味)が恋しくてたまらないんですけどね。
あれは本当においしかった。復刻しないかな。