世の中には3種類のタスクがある
- 創造性を発揮してほしい右脳系タスク
- 頭に汗かいて考える左脳系タスク
- 何も考えずに手を動かしてほしいタスク
創造性を発揮してほしい右脳系タスク
クリエイティブを作ったり、表現を磨いたり、「神は細部に宿る」が正当化される系のタスク。
新しいアイデア出しや、なにをどう人に伝えると動いてもらえるかなども含む。
カスタマージャーニーを考えたり、ワークショップ形式でブレストするのもコレ。
要は、ゼロからイチを作り出す系のもの。
頭に汗かいて考える左脳系タスク
インプットをなんらか処理してアウトプットする系のもの。
なんの脈絡もない情報を、切り口を決めて集約・統合し、意味のあるものに変化させる。
データの分析、プレゼン資料へのサマリなど、多くのホワイトカラーが日々行っている活動のほとんどがコレ。
要は、イチをジュウにするもの。
何も考えず手を動かしてほしいタスク
データ・情報を右から左へひたすら変換するたぐいのもの。
モノを言うのは作業スピードと正確さ。単位時間あたりの処理完了数が評価を決める、工場のラインのようなタスク。
データ入力や簡単な処理、単純な連絡や伝達、ドキュメンテーションなど、その種類は幅広い。
機械にとってかわられる最先鋒であるものの、未だ人手でしかできないものも多い。
タスクの種類を間違えると悲惨
3種類のタスクで、求められるスキルや評価の指標はガラッと変わる。
これを認識せず
- ショートカットキーなどで作業スピードを高めるのは神
- クリエイティビティを発揮することこそ至高
- 論理的思考力が基本かつ最強のツール
などと言っていると、求められるものとアウトプットが盛大に齟齬ってしまい、時間のムダ・徒労・低評価という三重苦を味わうことになる。
まとめ
タスクを振られたり、自分でタスクを定義するときは、
「このタスクは3つのどの種類なんだ?」
と考えると、無駄に消耗しなくて済む。