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リサイクルビジネスが熱を帯びている。マーケティングの重要性が増していく

ゴミや廃棄物などの「価値のないもの」を「価値ある商品」へ。

そんなムーブメントが増えていることを感じることが多くなりました。

東京で大量に消費されるコルクを廃棄から救い出して、もう一度活躍するチャンスを作る「THE TOKYO CORK」 | ライフハッカー[日本版]

たとえば、上の記事ではコルクの廃材をアクセサリーや雑貨にリメイクしています。

たとえば、FREITAGはトラックの幌を材料に堅牢なバッグを作って不動の地位を築きました。

車のシートベルトを編みこんでハンドバッグにした商品の話も先日テレビで紹介されていましたね。

このようなリサイクルビジネスは昔からあったものの、最近加熱しているような気がしています。


というのも、企業はサステイナブルな(持続可能な)成長をすべきであるという価値観が広まってきているからです。

人は地球に生きており、地球の資源をインプットに活動をしています。そしてアウトプットとして二酸化炭素やゴミなどを出している。

どのアウトプットが地球環境の維持に影響を及ぼし始めて久しい。なのでアウトプットをインプットにループさせましょう。

そんなものが根本の思想です。


さて、なぜ熱を帯びているかですが、材料費の高騰などの外部要因のみならず、CSRを超えたところにあるビジネスを目指すという、従来のビジネスの空を破りたいという意図も垣間見えてきます。

そこで重要なのは、マーケティングです。

  • 誰が何を欲しているのか
  • その人たちにとって魅力的な商品はなにか
  • 魅力をどう訴求していくのか

単なる販促ではなく、フィリップ・コトラーの言うビジネスプランニングという側面の強いマーケティングです。

廃材の再生というストーリーに乗せて、どのような製品ができてくるのか、今後が楽しみですね。

(約800文字)