「モチベーション革命」を読んだら炎上系インフルエンサー/プロブロガーの性質が垣間見れた
Kindle Unlimitedで無料になっていた「モチベーション革命」を読んだ感想です。
そもそも価値観が違う
読み終わった。昨今のプロブロガー界隈の考え方の根幹にある、若者世代の価値観変化とその先の世界観が論理的に解きほぐされていて大変わかりやすかった https://t.co/qaU7c7ZKrc
— NAE@無理難題 (@__NAE__) 2018年2月19日
プロブロガーはじめコントロバーシャルなインフルエンサーが意図的に炎上を起こすのは、小さなコミュニティという名の社会資本的なので強みを獲るための仲間集めの手段だと。しかし見知らぬ仲間に出会うにはネットという開かれた環境でやらざるをえないゆえ。
— NAE@無理難題 (@__NAE__) 2018年2月19日
だから顧客も違う
それを「正しい!」と思っちゃうワナビー層が彼女の顧客ってことなんでしょう https://t.co/9mR4yFu5pX
— NAE@無理難題 (@__NAE__) 2018年2月19日
自分のコミュニティを作りたいマイクロインフルエンサーにとって社会的な正しさは正しくないことだったりする。 そこには独特の価値化の背景があって外の世界の人からは一切理解不能だったりする。 宗教や信者って言われるのは そういうことなんだろうな
— NAE@無理難題 (@__NAE__) 2018年2月19日
「マイクロコミュニティ」と社会・経済基盤の分断
とはいえマイクロコミュニティも大きな社会基盤や経済基盤の上に存在しなければいけないことは確かなので、 反社会的な価値観で作られたコミュニティは 早晩消えるんだと思いますよ
— NAE@無理難題 (@__NAE__) 2018年2月19日
この経済基盤側の制約を取り払うのが ブロックチェーンに代表される技術や仮想通貨…… ということなんでしょうけど、結局法定通貨で財のやり取りがある以上、完全な分離は難しいんじゃないかな
— NAE@無理難題 (@__NAE__) 2018年2月19日
煽られる若者は気をつけて
そんな狙いや背景がわかると彼ら・彼女らの行いも一定理解できる。
— NAE@無理難題 (@__NAE__) 2018年2月19日
ただ、上辺の手段だけ猿真似するあまりコミュニティ形成に至るまでガマンできず燃え尽きすり切れる人も数多いのも事実。
新しくはあるけど、劇薬なやり方でもある。
正しいと思います。 価値観レベルの違いなので何を言っても無駄でしょうし。 ただそんな彼ら彼女らに煽動されて、 炎上マーケティングという手段だけマネして消耗& 擦り切れてしまう人たちを見ると残念な気分になるんですよね……
— NAE@無理難題 (@__NAE__) 2018年2月19日
まとめ
当該書籍いわく、今後は小さなコミュニティがゆるくつながる世界観がくるらしい。
炎上系マイクロインフルエンサーの最終目的地点はコミュニティという社会資本(炎上による耳目集め&収益化は手段にすぎない)。
彼ら・彼女らは、コントロバーシャルな情報発信を通じ、強く共感する仲間を集めている。
しかしその場がネットという開かれた空間である以上、批判・炎上が起こるのは自然。
一方、彼ら・彼女らはそもそも価値観が外野と違うので、外野が何を言っても無駄。
煽られて猿真似しちゃう人たちは、すり切れないよう気をつけて。
モチベーション革命 稼ぐために働きたくない世代の解体書 (NewsPicks Book)
- 作者: 尾原和啓
- 出版社/メーカー: 幻冬舎
- 発売日: 2017/09/27
- メディア: Kindle版
- この商品を含むブログ (2件) を見る